富士通はインドネシアでのスマートフォンの生産には未だ前向きではない

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富士通インドネシアは1995年に設立された。今なお、同社にとってはインドネシアのマーケットは潜在力があり、重要なマーケットである。それゆえ、富士通は顧客の満足を得るために品質とサービスの向上に取り組んでいる。

富士通インドネシアはノートパソコンとスキャナーとサーバー3つの主力製品をもっている。この3つの製品のなかで、サーバー事業は富士通にとっては最も収益の多い製品だ。ノートパソコンとスキャナーの販売に関しては、サーバーほどの勢いはない。よりブランド力のある他のインドネシア企業に比べると、同社のノートパソコンとスキャナーは依然として弱い。

二社の日系企業によるインドネシアでの事業拡大

実際には、同社の製品の価格は一般の消費者にも手の届く領域であるとすれば、スペックとしては、同社の製品は他メーカーに負けていない。割引やプロモーション、展示会等、新しい突破口を通じてインドネシアの顧客ニーズを満たしていかなければならない。

2016年前半販売活動は低迷していたにもかかわらず、一昨年より販売が40%アップした昨年に対して、富士通インドネシアは昨年比20%アップを今年の目標としている。

富士通は市場を取り込むために再び大規模なキャンペーンに取り組もうとしており、本拠地の日本においては大きく業績を伸ばしている。

日本において同社は、インドネシアで販売している製品に加えて、タブレット機器とスマートフォンを販売しているが、これらについては未だインドネシアでの販売は予定していない。インドネシアにおける富士通のタブレットとスマートフォンの販売に関しては、未だ好機を見定めている段階だ。

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