日本経済は、アメリカの金融政策正常化や中国を始めとするアジア新興国の景気減速の影響などにより一部に弱さが見られましたが、全般的に緩やかな回復基調が継続しました。
海外では欧米で緩やかな景気回復が続く一方、中国やアセアン地域では総じて緩やかな景気減速が続きました。
こうした環境下、ミスミグループは、高品質、低コスト、確実短納期を実現するミスミQCTモデルの絶えざる進化に取り組んでいます。
製造業の自動化需要の拡大や短納期ニーズの高まりを受け、受注・生産・物流のプロセス革新を図ることで、MTO(受注製作品)の国内標準納期を3日から2日へ短縮するとともに、顧客に対して用途に応じた価格や商品のラインアップを拡充し、高い利便性を提供しました。さらに、事業の国際化に合わせたオペレーションレベルを向上させるため、EC基盤の強化にも取り組んでいます。
FA事業においては、グローバル確実短納期化の加速と日本・中国・ベトナム3極生産補完体制の整備に向けて推進していたベトナム第4 工場が竣工し、10月より生産を開始しました。
また、地域ごとにミスミQCTモデルを磨き込み、生産材プロセス革新をグローバルで加速するため、中国、アジア、欧州、米州の各地域企業体を設立いたしました。
利益については、積極的な事業拡大に向けた人材強化やEC基盤拡充などの費用増加を売上の増加などで吸収し、営業利益は256億円(前年同期比+8.1%)、純利益は169億円(同+18.3%)となり売上高と共に過去最高を更新しました。
2016年3月期のセグメント別売上高は、FA事業1,096億円(前期比+10.7%)、金型部品事業697億円(同+7.7%)、VONA事業604億円(同+25.3%)と全セグメントで前年に対して増収となりました。
2016年3月期の海外売上高は、1,112億円(同+15.6%、現地通貨ベース+7.9%)、海外売上高比率は46.3%(同+0.2pt)となりました。
日本では、拡大する確実短納期ニーズに応えながら、自動化需要の積極的な取り込みやVONA事業での積極拡販に努めた結果、好調に推移しました。
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PT. MISUMI INDONESIA
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PT. MISUMI INDONESIA,ミスミインドネシア
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